自転車eスポーツ大会「第3回 GGL Zwift Powered by Wahoo」開催、エキスパートの部で“絶対王者”ほんだ選手が優勝
イベント概要
本大会は、参加者の実力に応じて「U600の部」と、参加制限のない「エキスパートの部」の2部制で構成され、総エントリー数は64名に上りました。競技ゲームタイトルは、国際オリンピック委員会(IOC)が主催する「オリンピック・バーチャルシリーズ(OVS)」にも採用された実績を持つバーチャルスポーツプラットフォーム「Zwift」です。
レースは以下のタイムテーブルに沿って進行しました。
| 時間 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 19:30 | 配信開始 | 公式YouTubeにてライブ配信 |
| 19:45 | オープニング | 出演者挨拶、大会ルールの説明 |
| 20:00 | U600の部 スタート | エントリー数:36名 / コース:R.G.V.(フランス) 距離24.9km(リードイン含む)、獲得標高133m |
| 20:35 | インターバル | U600の部終了次第、次レースに向けた約20分間のインターバル |
| 21:30 | エキスパートの部 スタート | エントリー数:28名 / コース:Figure 8(Watopia) 距離29.7km、獲得標高254m |
| 22:30 | 結果発表・エンディング | レース結果の総括、エンディングトーク |
U600の部のコース「R.G.V. (フランス)」は平坦基調ながらも適切な爆発力が求められる一方、エキスパートの部の「Figure 8 (ワトピア)」は過酷な登坂力と総合力が問われるコースとして、それぞれの部門に最適な舞台が用意されました。


U600の部 レースレポート
20時にスタートした「U600の部」は、直近のZwift内でのレースデータ等に基づく「レーススコア」が600以下(※1)のプレイヤーを対象とした部門です。エントリー総数36名の中にはスコア上限ぎりぎりの実力者も名を連ね、激しい戦いが予想されました。
コースはフランスの「R.G.V.」。走行距離24.9km、獲得標高133mという比較的フラットなレイアウトですが、コース中盤の「Aqueduc KOM」(距離400m、平均勾配0.9%)が勝負の鍵となりました。
レース序盤はドラフティング効果が強く働き、巨大なメイン集団が形成されました。しかし、Aqueduc KOMへの突入とともに集団のペースは一気に跳ね上がり、先頭付近の選手たちは体重の5倍から7倍という驚異的な出力を記録し、集団は完全に分断されました。

下り区間に入るとZwift特有の超高速ダウンヒルが展開され、先頭集団は約10名強に絞り込まれました。残り5kmを切ると、細かいアップダウンが続く区間で絶え間ないアタックと牽制が繰り返されました。芋掘り人間選手やくろぽち選手をはじめとする選手たちが抜け出しを図るも、精鋭集団はそれを許しません。

勝負は残り1kmからのゴールスプリントに委ねられました。エアロブーストなどのスプリント向けアイテムを温存していた選手たちが一斉にスパートをかけ、画面上のパワー表示は瞬時に赤く染まり、各選手は10 w/kgを超える出力を記録しました。えさちょ選手を筆頭に有力なスプリンターたちがゴールを目指し、実況のJustive7氏の絶叫とともに、芋掘り人間選手がゴール直前に15倍までパワーを跳ね上げる極限のスプリントを見せ、見事U600の部のチャンピオンに輝きました。


※1: 本イベントにおいては、エントリー時点のレーススコアが600以下であることが出場条件です。
エキスパートの部 レースレポート
21時30分からは、休む間もなく「エキスパートの部」がスタートしました。総エントリー28名のリストには、レーススコアが900を超える国内トップクラスの強豪選手たちが名を連ね、最高峰のレースが期待されました。
コースはWatopiaの「Figure 8」。走行距離29.7km、獲得標高254mです。このコースには2つの重要な登り区間が配置されており、1つ目は約7km地点の「Zwift KOM Reverse」(距離2.5km、平均勾配1.8%)、そして2つ目はレース終盤の21km地点に待ち受ける「Zwift KOM」(距離900m、平均勾配5%)です。特に2つ目のKOMは、ここを越えるとゴールまで残り約3kmの下り基調となるため、勝敗を大きく左右する最終のセレクションポイントとなりました。

レース開始と同時に、Kay選手がファーストアタックを敢行し、9w/kgを超える鋭い飛び出しで一時は集団から9秒ものタイム差を奪いました。しかし、後続のメイン集団は冷静にペースを刻み、徐々に差を詰めていきました。海底トンネル内でKay選手を吸収し、未舗装のグラベル区間に入ると、ほんだ選手や10456選手を起点に散発的なアタックが発生し、集団のペースは8~10倍近くのパワーへと跳ね上がりました。

7.2km地点、1つ目の勝負どころ「Zwift KOM Reverse」に突入すると、序盤の10%の急勾配セクションで集団は縦に長く引き伸ばされました。しかし、多くの選手がこの難所を越え、一つの巨大な塊としてダウンヒルへとなだれ込みました。
レースが真のサバイバル展開を迎えたのは21km地点、勝負を決する2つ目の「Zwift KOM」です。ここで軽い牽制状態の後、最初に動いたのは、歴代GGL大会の連続優勝記録保持者であり、優勝候補の筆頭と目されていたほんだ選手でした。ほんだ選手は10倍を超える圧倒的なパワーで集団の先頭に立ち、自ら強烈なペースアップを図りました。実況席のウサミン氏が「登りきった直後のここでカウンターがくるとキツイんですよね…」とコメントする中、おしおサイクル選手と10456選手がアタックし、集団を強力に揺さぶりました。

ゴールまで残り1kmを切り、先頭集団の緊張感が最高潮に達する中、誰が最初に仕掛けるかの極限のお見合い状態が続きました。早掛けを仕掛けたいーた選手が猛然と飛び出し、続いてそれを追う形でたかみ選手とたたみす選手が続き、集団とかなりの差をつけました。そして残り数百メートル、満を持して爆発的なスプリントを開始したほんだ選手。画面上のデータは10秒近くもの間12~14倍の驚異的なパワーを表示し、他の追随を完全に許さない次元の違う加速を見せ、ゴールラインを1位で通過しました。「やはりこのほんだ選手が、1位の座は譲りません!」と実況のJustive7氏が称賛し、エキスパートの部は最高潮の熱狂の中で劇的な幕を閉じました。

レースリザルト
U600の部
| 順位 | 選手名 | タイム |
|---|---|---|
| 優勝 | 芋掘り人間選手 | 34:24 |
| 2位 | えさちょ選手 | 34:25 |
| 3位 | S.NAGAHAMA選手 | 34:26 |
エキスパートの部
| 順位 | 選手名 | タイム |
|---|---|---|
| 優勝 | ほんだ選手 | 40:07 |
| 2位 | 10456選手 | 40:07 |
| 3位 | STINGER選手 | 40:08 |

出演者情報
本大会のライブ配信は、eスポーツシーンやサイクルシーンの第一線で活躍する3名のキャスター陣によって盛り上げられました。(敬称略)
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実況:Justive7
プロeスポーツチーム「FENNEL」所属のストリーマー。元湘南ベルマーレサイクル所属で、過去にE1への登録経験も持ちます。-
Xアカウント: https://x.com/Justive_4
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YouTube: https://www.youtube.com/@Justive7
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解説:ウサミン(ウサミンのちゃりんぽこチャンネル)
多数の国内レースへの出走経験を持つ自転車系クリエイター。自身のYouTubeチャンネルではレース挑戦やZwiftライドを中心に発信し、特に若いサイクリストから支持を集めています。-
Xアカウント: https://x.com/usamiroad
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YouTube: https://www.youtube.com/@usamiroad
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ゲスト:白妙とき
ゲームの世界から今の世界にたどり着き、ゲームプランナーを目指して活動しています。-
Xアカウント: https://x.com/RAG_Toki
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YouTube: https://www.youtube.com/@rag_toki
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Wahoo Fitnessについて
ジョージア州アトランタに拠点を置くWahoo Fitnessは、ランナー、サイクリスト、トライアスリート、その他のエンデュランスアスリートやフィットネス愛好家のためのソフトウェア、センサー、デバイス、データ、パフォーマンスインサイトの完全なエコシステムを構築することで、スマートフィットネスとトレーニングのグローバルリーダーとなることを目指しています。
Wahooの全製品とアプリの詳細については、Wahoofitness.comをご覧ください。
- 公式サイト: https://jp.wahoofitness.com
関連リンク
- イベントWebサイト: https://ggl.wiki/zwift/3-wahoo
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