ラグビー世界12カ国最強決定戦ネーションズチャンピオンシップ、元日本代表・大西将太郎氏が語る「結果にこだわり『絶対に勝つ!』という意識で」WOWOWで全42試合をライブ配信!
ネーションズチャンピオンシップの意義とフォーマット
大西氏は、ネーションズチャンピオンシップの開幕を前に、「毎年7月と11月はこれまでもテストマッチが組まれてきた『ウィンドウマンス』と呼ばれた期間ですが、そこで北半球vs南半球という構図の新しい大会が2年に1回行われることになりました。来年オーストラリアで開催されるラグビーワールドカップを前に、各国の力関係がクリアになるという意味でも非常におもしろく、意義のある大会だと思います」と期待を寄せました。
大会フォーマットについては、「参戦する12チームが北半球と南半球の2つのグループ、6チームずつに分かれて『北vs南』で6ラウンド制(7月と11月の各3週間)で対戦し、勝ち点で各グループの順位を争います。『ファイナルズ・ウィークエンド』と銘打たれた11月27日、28日、29日の3日間で北と南の同順位同士による順位決定戦が行われ、最終的に全チームの順位と王者が決まります。全チームがトゥイッケナム(ロンドンのアリアンツ・スタジアム)に集結し真剣勝負を繰り広げるので、大いに盛り上がることでしょう」と解説しました。

注目カードと選手たち
Round1の注目カード
7月の初戦となる日本vsイタリア戦はもちろん注目されますが、その前に行われる大会開幕戦「ニュージーランドvsフランス」も超好カードです。大西氏は、「楽しみです」と語り、ニュージーランドについては、デイブ・レニー新ヘッドコーチが選んだスコッドに大きなサプライズはなく、ハイレベルなパフォーマンスを一貫して見せられる選手が選ばれたと分析しています。新キャプテンに指名されたアーディ・サベア選手や、スーパーラグビー パシフィックでハリケーンズの優勝に貢献したスタンドオフ(SO)ルーベン・ラヴ選手に注目しています。

対するフランスについては、トップ14(同国国内リーグ)の開催時期の関係で、例年7月のテストマッチには上位チームの所属選手を招集しない方針でしたが、キャプテンのアントワーヌ・デュポン選手(スクラムハーフ/SH)やロマン・ヌタマック選手(SO)といった主力が追加招集されました(デュポン選手は負傷で離脱)。ニュージーランド戦には若手中心の充実したメンバーが対戦することになりそうです。特にSOマチュー・ジャリベル選手の存在は大きく、ヌタマック選手とどちらが10番に起用されるか、また代表に復帰したダミアン・プノー選手(ウイング/WTB)のプレーにも注目が集まります。
過去の対戦結果はニュージーランドの51勝15敗1分けですが、常に好勝負が繰り広げられてきました。大西氏は、「デイブ・レニーHC体制の初陣となるオールブラックスと、シックス・ネーションズ2連覇の欧州王者レ・ブルー、ライバル同士のこの顔合わせは常に因縁の対決になりますし、今回も非常におもしろい展開になるでしょう。ここできっちりとオールブラックスが勝てばニュージーランド国民の期待が広がっていくと思います。フランスは若手中心ではありますが、今のメンバーでどれだけオールブラックスに対抗できるか、ぜひ見届けたいです」と語りました。
そのすぐ次のカードは、東京・秩父宮ラグビー場で行われる「日本vsイタリア」です。過去の対戦成績は日本代表の2勝8敗となっています。大西氏は、「日本代表にとって強敵であることは間違いありません。今、北半球で最も成長著しいイタリアに対して、まずフィジカル、そしてスピードでいかに対抗できるかにかかっています。もちろんディフェンスも重要ですが、もし取り合いの展開になればアタックの部分で日本代表のバックス(BK)がどれだけトライを取れるか、というところも見どころになるでしょうね」と分析しています。
イタリアのスコッドについては、「ほぼおなじみのメンバーです。いい選手ばかり揃っていますが、やはりセンター(CTB)のトンマーゾ・メロンチェッロ選手は日本代表にとってもその他のチームにとっても脅威になります。ルイス・ライナー選手とモンティ・イオアネ選手の両WTBも要警戒です」とコメントしました。また、「エディー・ジョーンズHCは『イタリアはオフザボール(ボールを持っていないとき)の動きが南アフリカに次いで素晴らしい』と言っていました。(イタリアが多用してくるであろう)キックに対しても日本代表WTB石田吉平選手らのハイボールキャッチの精度が鍵を握ります」と語りました。

Round1では、「南アフリカvsイングランド」も非常に楽しみなカードです。世界ランキング1位(2026年6月29日現在)の南アフリカは絶対的な強さを誇るチームですが、今大会でその強さをどのように見せるかに注目が集まります。「きっと南アフリカは強いな、となりそうな気がしていますが、今年のシックス・ネーションズから調子を落としているイングランドの修正にも期待したいです」と大西氏は述べました。
両チームはラグビーワールドカップの決勝で2度対戦しており、過去の対戦結果は南アフリカの29勝16敗2分けです。南アフリカの注目選手としては、東京サントリーサンゴリアスでプレーしていたWTBチェスリン・コルビ選手が挙げられました。「鋭いランやキック、決定力はもちろんですが、彼も含めリーグワンで活躍してきた南アフリカ代表選手たちがここでパフォーマンスを発揮すれば日本のみなさんも楽しめると思いますし、リーグワンのレベルの高さの証明にもつながります」と期待を寄せました。

イングランドについては、10番(SO)がどの選手になるかが鍵で、それによってラグビースタイルが一変すると分析されています。ジョージ・フォード選手ならキック中心、マーカス・スミス選手ならランを使った攻撃的なアタック、フィン・スミス選手ならその中間くらいのプレースタイルです。フォワード(FW)では、若手のフランカー/ナンバーエイト(FL/No.8)ヘンリー・ポロック選手のプレーが楽しみだと語られました。
Round2、Round3の注目カード
Round2も「日本vsアイルランド」を筆頭に見どころの多い週です。アイルランドは一貫した強化が進んでいますが、メンバー変更が非常に少ない傾向にあります。SOサム・プレンダーガスト選手が台頭してきましたが、まだ若干不安定なため、ベストメンバーを呼びながら新たなヒーローが出てくれば、チームに何かしら違う変化が起こるのではないか、と大西氏は見ています。
日本代表にとっては、来年のラグビーワールドカップの初戦でサモアと対戦する会場(マクドナルド・ジョーンズ・スタジアム)で試合ができるメリットがあります。「1年後に向けてその芝や雰囲気に慣れるという意味でも大事な一戦ですが、それ以上に史上2勝目(過去の対戦結果は日本代表の1勝11敗)を目指すエディージャパンの真価が問われる試合になる気がしています」と語られました。
Round2の「オーストラリアvsフランス」についても、次の週にフランスが日本と対戦することを考えると一層注目すべき試合です。ワラビーズのスコッドに特別大きな変化はありませんが、CTBジョセフ=アウクソ・スアアリイ選手がどれだけいいパフォーマンスを見せるかが一つのポイントになります。来年のラグビーワールドカップのホスト国として、今大会で国民の関心を集めることも求められるでしょう。
7月の南半球シリーズを締めくくるRound3もビッグゲームが続きます。ニュージーランドの聖地イーデン・パークで行われる「ニュージーランドvsアイルランド」は見どころ満載の試合です(過去の対戦結果はニュージーランドの33勝5敗1分け)。そして互いにオーストラリアから日本へ移動してMUFGスタジアム(国立競技場)で行われる「日本vsフランス」も、来年のラグビーワールドカップでも対戦するという意味で非常に楽しみです。日本代表はまだフランスに勝ったことがありませんが(過去13敗1分け)、国立での開催ということで、ぜひ多くの方に集まってほしいと期待が寄せられています。
11月ラウンドと優勝予想
11月にも北半球ラウンドが行われ、最終週には順位決定戦の「ファイナルズ・ウィークエンド」があります。大西氏は、「7月の結果によって見方が変わってくるとは思いますが、日本代表が昨年に続いてウェールズと対戦し(昨年は3試合行い日本の1勝2敗。通算では2勝14敗)、さらにイングランド、スコットランドという伝統国と連戦するので、どの試合も見応え十分だと思います」と述べました。
また、Round5の「フランスvs南アフリカ」も非常に楽しみなカードです。シックス・ネーションズを連覇中の北半球チャンピオンと、南半球のチャンピオンにして世界王者の激突となります。過去の対戦結果を見ると南アフリカが優勢ですが(フランスの12勝29敗6分け)、今大会は果たしてどのような結果になるのか、試合内容も含めて今から楽しみです。
大会への期待と優勝予想について、大西氏は、「北半球と南半球の強豪10カ国に日本とフィジーが加わって行われますが、この大会の意義や価値を維持するためには、その2カ国がどれだけがんばれるかが大きなポイントになります。日本代表にも長く参戦し続けてほしいので、素晴らしい相手と対戦できる喜びと成長を感じながら結果にもこだわってほしいですね。初戦から『絶対に勝つ!』という意識で戦ってほしいです」と日本代表への熱いエールを送りました。その意味でも、スーパーラグビー パシフィックでハリケーンズの優勝に貢献し、一段と大きくなったロック(LO)ワーナー・ディアンズ選手のリーダーシップに期待しています。

今大会の優勝争いは、「やはり南アフリカが優勢だと考えていますが、おそらくニュージーランドも状態を上げてくるでしょう。それでも欧州王者のフランスにも北半球の意地を見せてほしいですし、フィジカルで南アフリカに対抗できるアイルランドや復調を目指すイングランドにも優勝争いに絡んでほしいですね」と予想しました。
WOWOWでの視聴体験と関連情報
7月4日(土)のイタリア戦では、WOWOWオンデマンドにて、より臨場感のある音で楽しめる「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」チャンネルでの視聴が可能です。大西氏は、「音楽だけでなく、スポーツコンテンツにもDolby Atmosってあるんですね。スクラムやブレイクダウンなど、ボディコンタクトの場面でもよりリアルなサウンドで楽しめそうですね。ぜひ体験してみたいです!」とコメントしました。Dolby Atmosは、従来のサラウンドをはるかに超える立体的な空間表現を可能にする音響技術で、ご自宅でまるで会場にいるかのような没入感を体験できるでしょう。
日本代表のみならず世界のトップチーム同士による真剣勝負が連続するネーションズチャンピオンシップ。全試合、全瞬間をWOWOWで存分にお楽しみください。
WOWOW放送・配信情報
「ラグビー世界12カ国最強決定戦 ネーションズチャンピオンシップ」
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7月「南半球シリーズ」:全18試合をWOWOWオンデマンドでライブ配信!
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11月「北半球シリーズ」、「ファイナルズ・ウィークエンド」:全24試合もWOWOWで放送・配信!
<Round1>
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7/4(土)午後3:45 「ニュージーランド vs フランス」〔WOWOWライブ〕〔WOWOWオンデマンド〕
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7/4(土)午後5:10 「日本 vs イタリア」ゲスト解説:流大 解説:田中史朗 ピッチサイドリポート:大西将太郎 実況:住田洋 進行:岡本桃香〔WOWOWプライム〕〔WOWOWオンデマンド〕
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7/4(土)午後6:55 「オーストラリア vs アイルランド」〔WOWOWオンデマンド〕
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7/4(土)午後9:55 「フィジー vs ウェールズ」〔WOWOWオンデマンド〕
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7/5(日)午前0:25 「南アフリカ vs イングランド」〔WOWOWプライム〕〔WOWOWオンデマンド〕
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7/5(日)午前3:55 「アルゼンチン vs スコットランド」〔WOWOWプライム〕〔WOWOWオンデマンド〕
<Round2>
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7/11(土)午後1:55 「ニュージーランド vs イタリア」〔WOWOWライブ〕〔WOWOWオンデマンド〕
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7/11(土)午後4:25 「オーストラリアvs フランス」〔WOWOWライブ〕〔WOWOWオンデマンド〕
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7/11(土)午後6:50 「日本 vs アイルランド」〔WOWOWプライム〕〔WOWOWオンデマンド〕
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7/11(土)午後9:55 「フィジー vs イングランドランド」〔WOWOWオンデマンド〕
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7/12(日)午前0:25 「南アフリカ vs スコットランド」〔WOWOWプライム〕〔WOWOWオンデマンド〕
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7/12(日)午前3:55 「アルゼンチン vs ウェールズ」〔WOWOWプライム〕〔WOWOWオンデマンド〕
<Round3>
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7/18(土)午後3:55 「ニュージーランド vs アイルランド」〔WOWOWライブ〕〔WOWOWオンデマンド〕
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7/18(土)午後5:10 「日本vs フランス」ゲスト解説:五郎丸歩 解説:大西将太郎 ピッチサイドリポート:菊谷崇 実況:豊原謙二郎〔WOWOWプライム〕〔WOWOWオンデマンド〕
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7/18(土)午後6:55 「オーストラリア vs イタリア」〔WOWOWライブ〕〔WOWOWオンデマンド〕
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7/18(土)午後9:55 「フィジー vs スコットランド」〔WOWOWライブ〕〔WOWOWオンデマンド〕
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7/19(日)午前0:25 「南アフリカ vs ウェールズ」〔WOWOWプライム〕〔WOWOWオンデマンド〕
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7/19(日)午前3:55 「アルゼンチン vs イングランド」〔WOWOWライブ〕〔WOWOWオンデマンド〕
関連番組情報
- 「オーストラリア vs 日本」8/15(土)午後1:55 〔WOWOWプライム〕〔WOWOWオンデマンド〕
日本代表戦チケット情報
7月4日(土)17:40キックオフ「日本vsイタリア」、7月18日(土)17:40キックオフ「日本vsフランス」のチケットが発売中です。
詳細:https://www.wowow.co.jp/eventinfo/detail/event-1303.html
その他の関連情報
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WOWOWオンデマンド ラグビーページ: https://wod.wowow.co.jp/genre/rugby
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WOWOWラグビー公式X: https://x.com/wowow_rugby
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WOWOW公式YouTube: https://www.youtube.com/user/WOWOWofficial
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Dolby Atmos対応試合: https://wod.wowow.co.jp/content/219292
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