静岡県とeiiconが推進する『FIELD²』プログラム、2025年度の成果報告会を開催
2つのプロジェクトが具体的な成果を発表
今回の成果報告会では、採択された2つのプロジェクトが約4か月にわたる取り組みとその成果を披露しました。
東レアローズ静岡(バレーボール)× 株式会社SmileJapan(ヘルスケアデザイン)

このプロジェクトでは、「アスリートの挑戦が、企業の健康を動かす」をテーマに、健康経営を起点とした企業向けの新たな共創モデルが創出されました。東レアローズ静岡が地域での認知拡大と新たな接点づくりに、株式会社SmileJapanが企業の健康課題解決支援にそれぞれ強みを持ち寄りました。選手のアセットやデータを活用した健康支援プログラムを開発し、社内検証および地元企業での実証が行われました。その結果、従業員間の対話促進や潜在課題の可視化が実現し、利用満足度83%、継続意向100%という高い評価を得ました。スポーツクラブを入口とすることで、企業が健康経営に取り組むハードルを下げ、自然な形で浸透を促進できた点が特長です。今後は、プログラムの高度化と展開拡大を通じて、持続的な価値創出を目指していくとのことです。
藤枝MYFC(サッカー)× UKIWA(CFグリーンコンソーシアム)

藤枝MYFCは地域と共に歩むクラブとして環境分野での取り組み強化を目指し、UKIWAはアップサイクル素材や環境計測技術を持つ環境系スタートアップです。両者は共創プロジェクト「MYFC Eco Smile Challenge」を推進し、リユースカップの導入と環境価値の可視化に連携して取り組みました。ホームゲームでの実証では、450個中293個のリユースカップが利用され、回収率は62.1%を記録しました。参加者からは高い満足度と継続を望む声が寄せられ、店舗側からも100%の継続参加意向が得られるなど、前向きな評価を受けました。一方で、回収導線の改善といった課題も明らかになっており、今後は取り組みの高度化と展開拡大を図り、地域を巻き込んだ持続的な環境アクションの実現を目指していくとのことです。
成果報告会当日の様子と今後の展望
成果報告会では、静岡県スポーツ・文化観光部スポーツ政策課の担当者が立ち会う中、昨年度採択された「静岡ブルーレヴズ×SyncLocal」や「ベルテックス静岡×トワール」の2年目の取り組み成果も紹介されました。メンターからの統括コメントや参加者同士のネットワーキング(交流)も活発に行われ、静岡県のスポーツとオープンイノベーションが、企業、行政、金融機関、メディアを巻き込み、次のフェーズへと進む機運を高める一日となりました。


これら2つのプロジェクトは、今後もインキュベーションを重ね、地域活性化への貢献と新たなビジネスの創出を目指してまいります。詳細については、事業活性化メディア「TOMORUBA」の記事をご参照ください。
静岡発・スポーツ共創は次のフェーズへ――『FIELD²』で見えた、地域課題解決と事業化の広がり
『FIELD²』プログラムとeiiconの役割
株式会社eiiconは、静岡県より「令和7年度 プロスポーツチームと連携したアクセラレータープログラム実施運営業務」を昨年度に引き続き受託しています。本業務および核となるプログラム『FIELD²』の企画・設計・運用からPR戦略まで、運営全般を強力にサポートし、静岡県が目指すオープンイノベーションによる新たなスポーツビジネスの創出と地域活性化の実現に貢献しています。
本プログラムは、静岡県の豊富なプロスポーツチームが県内外の企業・スタートアップと連携し、新規ビジネスを創出することで、地域と経済を活性化し、活気ある社会を実現することを目的としています。昨年度は「静岡ブルーレヴズ」と「ベルテックス静岡」が参画し、2つのプロジェクトが始動しました。本年度も地域事業者との連携を深め、県内におけるスポーツビジネスの持続的な発展と成長を促し、スポーツを通じて人、企業、地域が繋がり、新しい価値が常に創造される県の実現を目指しています。

本プログラムに関する詳細情報は、以下のeiiconのウェブサイトをご覧ください。
株式会社eiiconについて
株式会社eiiconは、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」の運営を通じて、企業の事業創出支援とオープンイノベーションの促進に貢献しています。2003年にヘンリー W. チェスブロウが提唱した「オープンイノベーション」とは、企業内外の技術やアイデアを組み合わせることで、革新的な価値を創造するイノベーション方法論です。
eiiconが展開する主なサービス
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日本最大級オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」
累計登録社数38,000社を超えるオープンイノベーション特化型WEBプラットフォームです。事業創出に必要な仕組みをオールインワンで提供し、意図的なイノベーション創出を支援しています。
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海外企業向け共創プラットフォーム「AUBA for Global」
日本企業・団体との共創を目指す海外企業・団体のアプローチを支援・加速させるプラットフォームです。イノベーションアドバイザーを通じてサポートを提供し、国境を越えた共創の実現を目指しています。
AUBA for Global -
完全伴走支援サービス「AUBA Enterprise」
新規事業やオープンイノベーションプロジェクトにおいて、経験豊富なコンサルタントが企業の課題やニーズに応じてフルカスタマイズで支援を提供します。事業戦略支援からパートナー共創、新規事業創出支援まで、企業のフェーズに合わせたサポートを行います。
AUBA Enterprise -
事業を活性化するメディア「TOMORUBA」
事業を創るビジネスパーソンのためのメディアです。全国各地のスタートアップ、中小企業、大手企業から地方自治体、大学まで、様々な情報や事業創出のためのノウハウを提供しています。
TOMORUBA
eiiconは、その革新的なサービスが評価され、2022年12月には「第4回 日本サービス大賞」優秀賞を、2023年2月には「第5回 日本オープンイノベーション大賞」スポーツ庁長官賞を受賞しています。これらの活動を通じて、eiiconは今後も様々な分野でのオープンイノベーションを推進していくことでしょう。
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