「ランナー世論調査2025」が示す市民ランナーの最新動向:ハーフマラソン人気の再燃とランニング習慣の定着
はじめに
一般財団法人アールビーズスポーツ財団は、2010年より継続的に実施している「ランナー世論調査」の2025年度版をRUNNETにて公開いたしました。この調査では、全国のランニング実践者、主にRUNNETユーザーから寄せられた6,535人もの貴重なご意見をもとに、市民ランナーの皆様のランニングに対する意識や行動の変化が詳細に分析されています。
本調査の主なサマリーとして、ハーフマラソン人気が再び高まっていること、大会での記録更新への熱意が増していること、そして週3日以上走るランナーが全体の約6割を占めるなど、ランニングの習慣化が進んでいる点が挙げられます。
回答者の属性
今回の調査には、男性が80.2%、女性が19.4%の割合でご協力くださいました。年齢層別では、男女ともに45歳から60歳代のランナーが多くを占めており、幅広い世代の皆様がランニングを楽しんでいらっしゃることがうかがえます。


ハーフマラソンの人気復活
2025年の大会参加種目に関する調査では、フルマラソンが69%で引き続きトップを維持しています。しかし、ハーフマラソンは62%と、前年より3ポイント、一昨年からは7ポイントも増加し、その人気の回復が顕著です。RUNNETのエントリーデータでも、2025年のハーフマラソンのエントリー件数は前年比16%増を記録しており、コロナ禍で減少した参加者が再び戻りつつあることが分かります。また、5~10kmのロードレースも2ポイント増加しており、初心者の方でも参加しやすい種目への関心が高まっているようです。

大会選びの基準の変化
大会を選ぶ際の判断基準として、「アクセスのしやすさ」が75%、「開催日程」が65%と、これらが引き続き最も重視されています。「参加費」は前年より3ポイント、一昨年からは6ポイント減少しており、コロナ禍以降に大会参加費の上昇が話題となる中、ランナーの皆様は参加費よりも利便性を優先する傾向にあるのかもしれません。

記録更新への意欲の高まり
ランニングを続けるモチベーションに関する設問では、「大会出場のため」が71%(前年比3ポイント増)、「記録を更新したいため」が46%(前年比5ポイント増)と、いずれもコロナ禍前の2018年の数値を上回りました。特に記録更新への意欲は一昨年から8ポイントも増加しており、大会への参加意欲とともに、日々のトレーニングの成果を試したいというランナーの皆様の熱意が感じられます。

ランニングの習慣化
直近1年間のランニング頻度では、「週に3日以上」走る方が前年より2ポイント増加し36%となりました。「週に5日以上」走る方も22%おり、合わせて58%のランナーが週に3日以上ランニングを行っていることが明らかになりました。2年前の週3日以上の合計が54%であったことから、ランニングがより多くの皆様の生活に定着し、習慣化が進んでいることがうかがえます。この練習頻度の増加は、大会参加への意欲向上にもつながっていると考えられ、RUNNETのデータでは2025年の大会エントリー件数が前年比6%増加しています。

詳細情報へのご案内
本調査のさらに詳しい結果は、以下のリンクよりご確認いただけます。
- ランナー世論調査2025詳細結果: https://runnet.jp/project/enquete/2025/
一般財団法人アールビーズスポーツ財団について
一般財団法人アールビーズスポーツ財団は、ランニングやウォーキングをはじめとする市民参加型スポーツの普及・振興を目指し、2010年に設立されました。次世代に向けた新たな価値創造を目標に、多岐にわたるイベントの開催やスポーツに関する調査研究活動に取り組んでいます。
- 一般財団法人アールビーズスポーツ財団 公式ウェブサイト: https://www.r-bies.or.jp/
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